Kisumu キスム


 キスムは、ナイロビ、モンバサに次ぐケニアの西ニヤンザ地方の中心都市です。ビクトリア湖のほとりにありますが、キスムは湾の端に位置します。鉄道の駅を中心に街が開けていますが、それ程大きな建物もなく印象の少ない街でした。ケニアの西方は海のようなビクトリア湖のおかげで、内陸にありながら降水量に恵まれています。マラリアの流行地帯ですから、旅行者は蚊取り線香、リペラントの用意が必要です。

 ビクトリア湖は南米原産のヒヤシンスが代繁殖し、西風にのってキスム湾に漂着し、漁業に悪影響を与えてきましたが、その除去作業で最悪の時期を脱したようです。浜辺には膀胱に寄生するバンクロフト糸状虫の中間宿主のヒラマキガイが群生し、水辺に近い子供のほぼ100%が感染しているところもあると聞きました。(2000.10.28)


 ビクトリア湖に沈む夕日(その名もSunset Hotelから)

 打ち寄せられたヒヤシンス

 ビクトリア湖に沈む夕日(その名もSunset Hotelから)

 キスムの郊外の風景

 キスムへの途中ケリチョーには紅茶のプランテーションがある



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