Lake Magadi マガディ湖


 ナイロビから日帰りのルートです。ゴング・ヒルの側を通って、リフトバレーを南下しながら下り、片道125km 車で3時間弱のドライブです。すぐ先はタンザニア国境のナトロン湖です。

 途中 Olorgesailie オロゲサイリの遺跡があります。80万年前の人類の遺跡で数千個もの拳大の石器を見ることが出来ます。ここはマサイ・ランドです。マサイの婦人たちがビーズ飾りを売っているので、少し値切って買います。おつりは持ってないようで、きりが良いようにまとめ買いします。お土産として、日本でも結構喜ばれるようです。

 マガディ湖はソーダ湖で、その温泉水を持ち帰って分析したところpH10.3の強アルカリ、塩濃度は浸透圧895mMol/kg(海水程度)でした。辺りは殆ど雨が降らない灼熱地獄です。そんな環境でも特殊な藻、それを食べる甲殻類、魚テラピア、そしてそれらを食べるフラミンゴ、ペリカンを見ることが出来ます。

 また、マガディ湖はケニアでは優良企業の一つマガディ・ソーダ会社の所有になって、入場に際してサインを求められます。ここには、塩田と従業員のための社宅・クラブ・学校・教会・プールなどを備えたコミュニティーがあります。生産したソーダは専用鉄道でモンバサ方面へ運ばれます。この鉄道路線が映画「Out of Africa」の冒頭のロケに使われました。

 温泉は少々熱めの強アルカリ泉で皮膚病に良しとされ?皮膚がとろけて、ぬるぬるになります。たまに見学者が来ますから、パンツははいておいた方がいいかも知れません。それに上がったときのために、十分な水も忘れないように。



 マガジ湖のフラミンゴはダンスをしていました

 荒涼とした灼熱の地です、手前左に「男湯」があります

 これは「女湯」です

 ケニア露天風呂「マガジ男湯」にて

 マサイの子供は弓矢を持っていました



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