フランスの生んだ最高の微生物学者ルイ・パスツールは数々の輝かしい功績をあげ、学問の進歩を通じて人類の福祉に貢献しました。私が微生物学者の端くれになった動機のひとつは、小学生の時に彼の伝記を読んだことです。パリ市内にあるパスツール研究所は微生物研究のメッカであり、私の憧れの的です。設立以来この研究所からは優れた研究が生み出されてきました。最近の成果の一つは、エイズウイルスを分離・発見したことです。


 研究所の一部は博物館になっており、見学が可能です。もっと見たい方はこちらへ(但しフランス語ですが)。


 パスツールの肖像(オルセー美術館) 狂犬病ワクチンのためウサギの脊髄を乾燥したものを手にしている。



 パスツー研究所本館(パリ)---今は博物館で地下はパスツールの墓になっている。



 自然発生説を否定した有名な鶴口フラスコ。中のブイヨンは未だに腐っていない。



 酒石酸の結晶の研究など他にも優れた仕事が紹介されている。



 狂犬病ワクチン治療1号のピューイ少年。狂犬と闘っている像。



 一番弟子のルー Roux の墓。研究所の敷地にある。



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